曲のエンディング等に使える、覚えておきたいメジャーセブンスのヴォイシング
【曲のエンディング等に使える、覚えておきたいメジャーセブンスのヴォイシング】
どうも、大沼です。
今回は、メジャーセブンス(XM7)コードのヴォイシングアイディアですね。
一般的に、メジャーセブンス・コードのヴォイシングと言えば、
以下の様な形が挙げられると思います。
図1、XM7、6弦ルート(※以下赤丸がルート)
図2、XM7、5弦ルート
図3、XM7、4弦ルート
図4、XM7、トライアド+M7th
この4つが動画で最初に紹介しているものですね。
ギタリストとしては、
『なんとか(←ルート音)メジャーセブンス(コード)』
と言われたら、上の4つのヴォイシングくらいは、
パッと弾ける様にしておきたいところです。
(※他にも使いやすいヴォイシングはありますが)
で、今回の本題であるヴォイシングはこちら。
図5、XM7(9,13)、ルート省略のヴォイシング
動画でも解説している様に、赤の空丸(6 or 1弦)にルートを見ているのですが、実際には押さえないパターンですね。
それぞれ構成音としては以下の様になっています。
なので、想定しているコードとしては、『XM7(9,13)』みたいな感じになりますね。
(※動画内ではGM7(9,13)として弾いています)
ハイポジションで使えば煌びやかに、ローポジションで使えば重厚な響きが得られるヴォイシングですね。
普通にアルペジオなどで使っても良いですし、動画で弾いている様にエンディングなどで使っても綺麗です。
このヴォイシング単体で使う場合、大方、ルート音を他の楽器がカバーしてくれている事を想定しますが、ギター単体で使う事も可能ではあります。
正し、ギター単体で弾く場合は、ルート音が無いので足場(土台)がスッと無くなる様な状態になり、コードの進行感があやふやになったりもするので、その辺りは気を付けましょう。
後、ギターの場合、6弦開放がE音なので、以下の様にEM7(9,13)として使ったりするのもアリですね。
こう弾くと、ベース(低音)部を保ちながら、上で豪華な響きを維持できます。
(※このヴォイシングは、『B add9/E』の様に解釈することも可能です。)
さらに、これも動画で少しお話ししていますが、5弦まで人差し指でセーハ(バレー)すると、M3rdが加わり、より分厚い響きを得られたりもします。
これもやはり、4弦までをセーハするヴォイシングとは響きが変わりますので、それぞれ状況に合わせて使い分けていきましょう。
ではまた次回。
ありがとうございました。
大沼
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