【ギタリスト1日10分トレーニング】vol.54『マイナーキーでのコードとスケールの基本的な動き』
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Vol.54 マイナーキーでのコードとスケールの基本的な動き
『10分トレ』vol.54、始めていきましょう。
今回は、マイナーキーでの基本的な音の動きを弾いてみたいと思います。
まず、マイナーキーの場合、基本スケールはナチュラルマイナースケールですね。
ここではトニックをA音に設定して、Aナチュラルマイナーで弾いてみましょう。
次に、こちらは別途配布している【教科書】のvol.52位から出てくるのですが、マイナーキーの楽曲の場合、スケールを『ハーモニックマイナースケール』に変化させる事があります。
こちらもA音をトニックに、Aハーモニックマイナーで弾いてみます。
そして、これらの違いを元に、素直に切り替えて弾いた譜例が以下になります。
この譜例は、トニックのA音を基準に、単純にスケールを変えただけですが、楽曲中でハーモニックマイナーに切り替える事になるのは、主に「Ⅴ7コード」の上ですね。
Aマイナーキーの場合、Ⅴ7はE7になるので、その上でAハーモニックマイナーを弾くことになり、それは実質、EハーモニックマイナーP5thビロウスケール(EHmp5↓)と同じことになりますね。
譜例2、Aナチュラルマイナー ⇒ EHmp5↓(=Aハーモニックマイナー)
譜例2ではE7の上でもAハーモニックマイナー的に音をたどっていますが、E7上でそれを弾くと、EHmp5↓スケールを弾いている事と同義です。
今回は、この辺りの切り替えを、Am7→E7のループを作るなどして練習してみて下さい。
では、今回は以上になります。
ありがとうございました。
大沼
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