【ギタリスト1日10分トレーニング】vol.12『XM7コードの構造を確認してみる ~その2~』
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Vol.12 XM7コードの構造を確認してみる ~その2~
では、vol.12、始めていきましょう。
前回に引き続き、メジャーセブンスコード(XM7)の構造をベースにした奏法をやっていきます。
今回は、5弦ルートのポジションでトニックはC音、指板上では構成音をこの様に見て下さい。
ここでCM7アルペジオを弾く場合、代表的なものとしては、以下の様な弾き方が存在しますね。
譜例2の指使いは、5弦7フレットに小指、4弦5フレットに中指が来たら、後は譜例1と同じです。
一応、指定はありますが、スライドなどを含めた場合、他のパターンも考えられますね。
続いて、ここ周辺のCM7のコード・トーンを使ったダブルストップの譜例です。
前回と同じく、譜割りは便宜的なものになっているので、形に慣れてきたら、音をバラして弾いてみたり、複数のポジションをスライドなどで繋げたりと、フレーズっぽくしてみましょう。
さて、前回の譜例もそうでしたが、テキストでやっている事は、実質、CM7コード上でCM7のアルペジオを弾いている様な感覚になりますね。
これはこれで良いのですが、例えば、他のコードの上でこのアルペジオを使うとどんな響きになるのか?こう言った事も試してみましょう。
例えば、Cキーの曲があるとして、他のダイアトニックコードであるDm7やFM7等の上でCM7のアルペジオを弾いてみる、と言う事です。
CM7の構成音C、E、G、BをDm7上で弾くと、ルートのD音から見ると、C=m7th、E=9th(M2nd)、G=11th(P4th)、B=13th(M6th)となり、Dm7に対して美味しいテンションばかり弾いている状態になります。
ここ最近やっているアルペジオ系のプレイでは、この様な面白い関係性が作れることが多々あるので、研究してみるとプレイの幅が広がるでしょう。
では、今回は以上になります。
ありがとうございました。
大沼
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