【ギタリスト1日10分トレーニング】vol.08『マイナー系3種のスケールを弾いてみる ~その2~』
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Vol.08 マイナー系3種のスケールを弾いてみる ~その2~
では、vol.08、始めていきましょう。
今回は、前回弾いた3種類のマイナースケールを、違うポジション(ブロック)で弾くトレーニングです。
早速、譜例に行ってみましょう。いつもの様にトニックはA音です。
スケールを、人差し指や中指から始めるポジション(弾き方)には、ある程度馴染みがあると思いますが、以下の様に、小指(もしくは薬指)から始めて、ネックのヘッド側にも進めると、フレージングの自由度が上がります。
譜例1、ナチュラルマイナースケール、6~4弦トニック
譜例2、ハーモニックマイナースケール、6~4弦トニック
譜例3、メロディックマイナースケール、6~4弦トニック
上記3種のマイナースケールのインターバルは以下の様になっていて、赤字がナチュラルマイナーとの違いですね。
・ナチュラルマイナー
tonic、M2nd、m3rd、P4th、P5th、m6th、m7th
・ハーモニックマイナー
tonic、M2nd、m3rd、P4th、P5th、m6th、M7th
・メロディックマイナー
tonic、M2nd、m3rd、P4th、P5th、M6th、M7th
さらに、メロディックマイナーは、メジャースケールと3度が違うだけになります。
・メジャー(アイオニアン)スケール
tonic、M2nd、M3rd、P4th、P5th、M6th、M7th
これらの違いを意識しながら弾いていると、身体が勝手にインターバルの配置を覚えていきます。
この手の練習は、スピードは必要ないので、じっくりと1音1音確かめるように弾いてください。(※響きの違いも聴くようにしましょう)
vol.02の時に、メジャースケールの覚えたブロックを繋げてみる、と言う様な事を書きましたが、これらのマイナースケールも、前回やったブロックと組み合わせて弾いてみましょう。
こちらもまた、前回と今回のものを組み合わせると、指板上の大部分をカバーできます。
1オクターブ内でも可能ですが、ブロックを2つ位繋げると、メロディーが作りやすいと思うので、自由にアドリブの様な事もしてみて下さい。
では、今回は以上になります。
ありがとうございました。
大沼
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