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【人生で一番最初に読む、ギターと音楽の教科書】vol.12『ジミヘンに学ぶ、トライアドのフレーズ作り』

※この講座(vol.12)のPDFファイル版です。プリントアウトするなどして活用してください。

↓↓

http://www.shunonuma.com/report2/vol.12jimitri.pdf

 

【vol.12 】ジミヘンに学ぶトライアドのフレーズ作り

(【人生で一番最初に読むギターと音楽の教科書】
テキスト全編のダウンロードはこちらのページから可能です)

 

こんにちは、大沼です。

 

今回から、これまで覚えたトライアドが、
実際に使われている譜例をやって行きたいと思います。

 

新しいことを覚えたら、早いうちにそれを使っていかないと、
時が経つにつれて忘れていきますので。

 

それでは覚えるのに使った時間が無駄ですし、実際にギターで曲を弾くという、
ここからが特に楽しいところなので、本当にもったいないです。

 

新しいネタを仕入れたら、ガンガン使ってください。

 

もう「少しでもチャンスがあればやってみる」くらいの精神でいきましょう。

 

バンドのリハなどでやってみて、ちょっとおかしな感じになっても、
「ちょっと新しいこと試してみたんだー」とでも言っておけば良いのです。笑

 

ダメっぽかったらもうやらなきゃいいだけですしね。

 

では今回は、かの偉大なるジミ・ヘンドリックスの楽曲を参考に
学んでいきましょう。

 

今まで覚えたトライアドが、実際に曲の中でどう使われているのか?

 

そういった部分を掴んでくださいね。

と、言うことで、モデルにする楽曲は、
Jimi Hendrix(ジミ・ヘンドリックス)の”Wait Until Tomorrow ”です。

 

Youtube楽曲リンク
https://youtu.be/B7I9zAUuiGQ
※万が一リンク先が削除されている場合は、音源を購入するか、曲名等で検索してください。

 

近年ではジョン・メイヤーなどがカバーしている曲ですね。

 

では、その曲のイントロをモデルに、同じようなアイディアで、
トライアドを使ったフレーズを作ったので、それを弾いてみましょう。

※原曲は半音下げなので、レギュラーチューニングで弾く場合は、
全てのフレーズを、1フレット下げて弾いてください。

 

譜例1、サンプルフレーズ Jimi Hendrix  ”Wait Until Tomorrow ”風 0:00~

vol12-1

弾いてみましたか?

 

テンポは自由に設定してもらって構いませんが、
大体BPM110~120位だと自然な感じがすると思います。

 

さて、まずはコード進行に注目しましょう。

 

進行はE⇒Dの2小節ごとの繰り返しですね。
(※原曲は1小節ごとですが)

 

早速、Eのトライアドからのスタートです。

 

これは4、3、2弦の9フレット、Eのトライアドの第2転回形ですね。
(P5th、root、M3rdの順)

 

普通に5弦7フレットE音をルートにした、
Eのバレーコードのヴォイシングの一部でもありますね。

 

そこから、4弦を9フレットB音を、11フレットC#音に、
2弦9フレットG#音を、10フレットA音にハンマリングします。
(※原曲のフレーズでは次に逆にプリングもしますね)

 

ここの動きを、指板上の図で見てみましょう。

図1、Eトライアド(第2転回形)

vol12-2

 

さて、4、3、2弦の9フレットを押さえた時の、Eのトライアドは分かりやすいですが、
そこから4弦と2弦をハンマリングした後の形、これに見覚えはありませんか?

 

図2

vol12-3

 

これもあるトライアドの形ですが、何のトライアドでしょうか?

 

ちょっと考えてみましょう。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

どうですか?分かりましたか?

 

C音をトニックにして学んでいた時は、ここでやりました。

 

図、Cトライアド、第1転回形

vol12-4

もう分かると思いますが、ハンマリング後はAのトライアド(の形と構成音)になっています。

 

図1、Eトライアド(第2転回形)

vol12-2

図3、Eトライアド(第2転回形)、Aトライアド(第1転回形)

vol12-5

トライアドのフォームとしては、M3rd、P5th、rootの順の
Aトライアドの第1転回形ですね。

 

この動きは、ブルースなどのスタイルが元になっているんですが、
ジミヘンのルーツが垣間見える、良いサンプルだと思います。

 

次の小節の、Dコードの時も、同様の動きが見られます。

こちらは、Dのトライアドから、Gのトライアドになっていますね。

同じように確認してみてください。

 

では、もう一度、今回の譜例を見てみましょう。

譜例1、サンプルフレーズ Jimi Hendrix  ”Wait Until Tomorrow ”風 0:00~

vol12-1

もう1つの解釈として、コード的にみるなら、
Esus4っぽい動き、とも見る事ができます。

図、Esus4

vol12-6

M3rdからP4thへのハンマリングですね。
(※P4thについてはその内やりますので、
今は”ここがP4thなんだ”とだけ分かっていればOKです)

 

やはり、Dコードの時も同一です。

 

あとは、以前、3rdとP5thを覚える時にCで練習したこの辺りの動き、
これも出てきています。

 

譜例、Cコード(C音トニック時)のM3rd、P5th

vol12-7

この、赤で囲った枠内の音の動きを、E(とD)トニックのポジションまでずらして、
確認してみましょう。

 

「トニックをずらして、学んだフレーズと原曲のフレーズを一致させる」と言う作業ですが、
これはペンタニックスケールでもやりましたね。

 

色々なトニックから、メジャー、マイナーの
両トライアドやスケールを弾けるようになっておきしょう。

 

では、今回は以上です。

 

これまで覚えてきたトライアドのフォームが、楽曲で実際にどう使われているのか?
という内容でした。

 

この様に、新しいことを覚えたら、実際にそれが使われている曲を探してみましょう。

 

そうして、それらを参考に自分なりにフレーズを作ってみて、
オリジナル曲などで使ってみてください。

 

そうしていくことによって、覚えた知識が身についていきますので。

 

ただ覚えただけでそこで止まっていると、段々と忘れていきますからね。

 

それは本当にもったいないと思うので、今まで覚えることに
使った時間を無駄にしないようにガンガン使っていきましょう。

 

ありがとうございました。

 

大沼

 

※Top image by ‘Billy Frank Alexander’ →facebook

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