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【人生で一番最初に読む、ギターと音楽の教科書】vol.5.5『怪我をしない為に、練習の時に気をつける事』

 

vol.05.5 怪我をしない為に、練習の時に気をつける事

(【人生で一番最初に読むギターと音楽の教科書】
テキスト全編のダウンロードはこちらのページから可能です)

 

こんにちは、大沼です。

 

前回はAマイナーペンタについて解説しましたね。

 

ポジションは、Cメジャーペンタとまったく同じなので、
今までのテキストを見ながら、Aマイナーペンタを弾いている、
と意識しながら練習してください。

 

メジャーペンタのメジャーな(明るい)感じ、
マイナーペンタのマイナーな(暗い)感じ、
それらを耳で聞いて分かる、という感覚を身につけることが重要です。

 

慣れてきたら、『トニック』をずらして、他のキーでも弾いて見ましょう。
(キーについてはまだ解説していませんが、スタートする音を変えて
ポジションの形はそのままで弾いてみてね、と言うことです)

 

・Gメジャーペンタ/Eマイナーペンタ
・Dメジャーペンタ/Bマイナーペンタ

と、この辺りのペンタは、ギターメインの曲ではよく出てくるので、
弾いておいたほうが良いです。

 

ここまでの説明が、言葉だけで分かるならば、
今までやってきたことが、理解、把握できていると言えるでしょう。

 

分かりにくかったら、これまたメールやコメントをください。

 

では、今回の内容に入ってきましょう。

 

練習の時に気をつけること□

 

さて、この講座を始めるにあたり、最初に集まってくれた
メルマガの読者さんにはアンケートに答えてもらいました。

 

その中に『腱鞘炎がひどい』という方が
いらっしゃいました。

 

腱鞘炎は、人によって症状に差がありますが、
酷いとホントに指が動かせなくなるようです。

 

これはちょっと、普段からのケアが大事なので、
今回、詳しく書いて行きたいと思います。

 

僕も軽度ですが、腱鞘炎です。

 

僕の場合は完全に休養をとって、ベストコンディションまで回復したとしても、
2~3時間ギターを弾き続けると、再び指の関節が痛くなってきます。

 

ギターをまったく弾かない日、と言うのはほぼないので、
僕にとって休養とは、言ってしまえば睡眠のことです。

 

例えば、寝不足で、ギターも結構弾いてたりすると、日中も中々痛みが取れません。

 

この辺り、練習と休養のバランス、内容は、人によって違いがあると思いますので、
何をどれくらいやったら、自分の体がどう変化するか?を日々観察する必要があります。

 

腱鞘炎などの怪我防止に一番重要なのは、
『極力、力を抜くこと』と、『手の同じ箇所に負荷をかけ過ぎないこと』です。

 

おそらく、ギターの練習の中で、最も腱鞘炎になりやすいのは、
「速弾きの練習」になるでしょう。

 

「速弾き」と言うよりは、正確には、「指を沢山動かすこと」ですね。

 

次点で、無理なストレッチフレーズの練習、
次にバレーコードなど、押さえるのにちょっと力が要るコードの練習
って感じでしょうか。

 

まあ、これについては僕個人の体験も入っているので、
全ての人がそうだ、とは言えませんが。

 

結局のところ、どれも『やりすぎ』ると、手を傷める可能性が高くなります。

 

で、先にも書きましたが、怪我防止には、
『極力、力を抜くこと』と『手の同じ箇所に負荷をかけ過ぎないこと』が大事です。

 

まず『力を抜くこと』ですが、ギターを弾く時、人はほとんどの場合、
本来必要な力の量よりも、強い力で弾いています。

 

特に、「今は上手く弾けないものを練習している時」は、ですね。

 

その練習に慣れてくれば、段々と力は抜けてくるのですが、
難しいものをやっているほど、マスターまでに時間がかかります。

 

長時間練習している間中、ずっと力んでいたりすると、
手に余計な負荷が掛かり続けている事になりますよね。

 

なので常に『その動作と、出したい音量、音質を出す為に必要な最低限の力』を、
意識しておくことが重要になってきます。

 

これはもうハッキリ言って、『気を付ける』ということしか出来ません。

 

練習を続けている時に時々、『もしかしたらもっと軽い力(動作)で弾けるんじゃないか?』
と言うことを、『思い出したら気をつける』

 

これが全てです。

 

次に、『手の同じ箇所に負荷をかけ過ぎないこと』ですが、
これは一番のポイントは練習メニューを分散させることです。

 

僕達音楽家やスポーツ選手などは、同じ動作を繰り返し練習して身に付ける、
と言うことが必要なので、この辺りはジレンマになってきます。

 

何かを練習していて、身体(僕達は主に手)に痛みや違和感を感じてきたら、
いったんその練習はストップして、休憩を挟みましょう。

 

特に、『ズキッ』と筋に刺すような痛みが走った時は、
絶対に、一度練習を止めてください。

 

それは危険信号ですので。

で、少し時間を置いてから、再開します。

 

他には、練習の種類の分散ですね。

 

ずーっと速弾きばかり、とかストレッチフレーズの練習ばかり、
とかではなくて、コードの練習を挟んだり、カッティングをしたり、
ある程度1つの練習を続けたタイミングでメニューを変えます。

 

もちろん人それぞれ、一番にやりたいことがあると思うので、
無理に変えろ、とは言いませんが、その時は身体から不調のサインがないか、
気をつけながらギターの練習をしてください。

 

ホントにどうしようもなく手が痛いけど、ギターが弾きたくてたまらない場合は、
「スライドプレイ」の練習をお勧めします。

※こういうプレイです↓
http://youtu.be/MmgKEPVPyF0

 

これならあんまり負荷が掛からないですからね。
(僕は左手が痛いときよくやります笑)

 

まあ、このへんも好みがあるので、全ての人にやれ、とは言えませんが、
とにかく、自分の身体からのメッセージには敏感になってください。

 

それが怪我防止の一番の対策です。

 

では今回は以上になります。

 

ありがとうございました。

 

大沼

 

 

※Top image by ‘Billy Frank Alexander’ →facebook

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