Now Reading
【ギタリスト1日10分トレーニング】vol.88『リディアン♭7thスケールの実践練習 ~その1~』

この講座は「朝起きたら10分、すぐにやる」をテーマに、
メルマガ読者向けに開講していた、
『ギタリスト1日10分トレーニング』の
体験版です。

無料メルマガ参加で、テキスト全編(Vol.01~100)のダウンロードが可能です。

テキスト全編のダウンロードはこちらのページから

 

 

Vol.88 リディアン♭7thスケールの実践練習 ~その1~

 

では、『10分トレ』vol.88、始めていきましょう。

 

さて、前回のテキストと、別途配布している【教科書】の内容で、「リディアン♭7th・スケール」の基本的なポジションを弾いてみましたね。

 

実際は、それら以外の場所を使っても構わないのですが、インターバルなどが把握しやすいので大元のポジションとして覚えておきましょう。

 

で、今回は、早速、覚えたポジションを使ってみたいと思います。

 

リディアン♭7thの使いどころとしては、代表的なものに『4度進行(ドミナント・モーション)をしないⅡ7とⅣ7の上』と言うものがあります。

 

これ以外にも使える時はあるのですが、とりあえずこの辺りが鉄板ですね。

 

「ドミナント・モーションをしない」なので、要するに、「Ⅴ→Ⅰに値する進行をしない」場合だ、と。

 

例えばkey=Cの曲で言うと、どこかでD7(Ⅱ7)やF7(Ⅳ7)が出てきたとしたら、

・D7→G (or Gm or G7) ※G音を1度とするとD音は5度
・F7→B♭ (or B♭m or B♭7) ※B♭音を1度とするとF音は5度

の様な進行を“しない”場合、Dリディアン♭7thやFリディアン♭7thが使える、と言う事ですね。

 

この辺りの理屈については後々解説しますので、まずはスケールを使う事に慣れてしまいましょうか。

 

いきなり2種類を扱うのは大変なので、今回はⅡ7の方で行きます。

 

題材は、ジャズ・スタンダードのTake the “A” train (A列車で行こう)から抜粋した、以下の進行です。

 

譜例1、key=C、Ⅰ-Ⅱ7-Ⅱm7-Ⅴ7-Ⅰ、コード進行
88-1
(※この曲のD7コードは、D7(♭5)やD7(♯11)の様に表記されている事もあります)

 

この進行上の3~4小節目、D7上でDリディアン♭7thを使います。

 

その他の部分は、ソロを取るならCメジャースケールのみで弾ききれるので、メロディーを弾くなり、単にコードを鳴らすなり、自由にしてもらって構いません。

 

まずは、とりあえず素直にスケールをチェンジした譜例を弾いてみましょうか。

譜例2、key=C、Ⅰ-Ⅱ7-Ⅱm7-Ⅴ7-Ⅰ、スケールチェンジ基本
88-2

 

元がジャズの曲の進行なので、スウィングのリズムで弾いても良いですね。
これを基本に、少しメロディックなものを作ってみましょう。

譜例3、key=C、Ⅰ-Ⅱ7-Ⅱm7-Ⅴ7-Ⅰ、Dリディアン♭7th、サンプル
88-3

 

D7以外の部分がCキーのダイアトニックに収まっている事もあり、リディアン♭7thの特徴が感じられますね。

 

響きが分かりやすくなるので、この譜例は少しジャズっぽい感じにしてみましたが、自分で練習する時は自由にフレーズを作ってみて下さい。

 

最初は、単純なスケール切り替えだけでも構いませんので。

 

では、今回は以上になります。

 

ありがとうございました。

大沼

 

 

Comments
Leave a response

Leave a Response